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むくみ(冷えを改善することも大事です)

むくみの症状って?

夕方になると脚がパンパン、脚がだるい、朝鏡を見ると顔がむくんでいる…など、女性には不快な症状です。むくみの出やすい人は、同時に冷えやすい人でもあります。疲れがとれにくい、頭痛、めまい、肩こり、汗をかきやすいなども、実はむくみの人に起こりやすい症状。

どんな治療法があるの?

夕方、脚がむくむことは通常よくあることですが、朝になってもむくみがとれない、むくみが長く続くなどは注意が必要。腎臓の病気や甲状腺の病気などが背後に隠れていないか、一度、内科で検査をしてもらいましょう。
特に隠れた病気がない場合は、西洋薬では利尿剤などが処方されますが、漢方薬や生活習慣で改善できます。

漢方での対処法は?

体が冷えると体内の水が流れず、滞ってしまいます。これは漢方では"水毒(すいどく)""水滞(すいたい)"といい、これがむくみの原因と考えます。むくみやすい体質を改善するためには、適度な運動と入浴、タンパク質とビタミンをバランスよく摂る食習慣が大切。"水"の流れをよくする漢方薬も、むくみにはよく効きます。

漢方処方例

  • 下半身が冷えて、疲れやすい場合→当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
  • 口が渇きトイレ回数が少ない人のむくみ、二日酔いに→五苓散(ごれいさん)
  • 疲れやすく汗をかきやすい人の、むくみ、関節痛に→防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
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