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うつ・不眠(ストレスや疲れで“気”が滞ると起こります)

うつ・不眠の症状って?

うつには、1日のうちで気分の浮き沈みが激しくなったり、焦りやイライラ、自分を責める、他人の言葉が必要以上に気になるなどの症状が。
不眠は大別すると4タイプに分かれます。寝るまでに時間がかかる "入眠障害"、起きようとしている時間の前に何度も目が覚めてしまう "中途覚醒"、朝早く目覚めてしまう "早朝覚醒"、眠りが浅く熟睡感のない "熟眠障害" などがあります。

どんな治療法があるの?

うつや不眠は、強度のストレスや疲労によって引き起こされることが多いのが特徴です。更年期障害などの女性ホルモンの大きな変動で起こることもあります。
治療には、精神安定剤や抗うつ剤、入眠剤などが処方されます。
また、自律訓練法などで、精神面をコントロールする方法や、カウンセリングなども行います。

漢方での対処法は?

漢方では、うつや不眠は、"気" の滞りによって、体と心のバランスが乱れて起こる症状と考えます。 "気" の巡りをよくするために、ひとりひとりの "証" や症状を考慮して漢方薬が使い分けられます。

漢方処方例

  • 疲れて血色が悪い人の不安に→加味帰脾湯(かみきひとう)
  • 不安やイライラが強い場合→柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
  • 心身が疲れて眠れない場合→酸棗仁湯(さんそうにんとう)
  • イライラ、神経過敏で怒りやすい人の不眠に→抑肝散(よくかんさん)
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